Leah Franquiの2作品目がリリース
彼女の1作品目America for Beginnersをオーディオブックで聴いたことや
インド在住の著者のことはこちらの記事で書いたとおり。
彼女の2作品目が7月14日にリリースされて
サンディエゴ郡図書館で借りることができました!
Hold(貸出予約)をしておいたのです。
なんて便利な機能なんだろう。忘れた頃に貸出可の連絡が来ました。
インド訛りの英語が聞きたいわたしは
インド人の登場人物の出る作品はオーディオブックと決めているので
前作品に引き続き今回もオーディオブックで楽しむことに・・・。
ちなみにこの作品も日本語にはなっていない。
英語が分かる女子にはぜひおすすめしたい作品。
国際結婚の話かな?って思ったけど・・・
Mother Landは、NY出身の食べ物が大好きな
30代白人女性レイチェルが主人公。
アメリカで出会ったインド人男性と結婚、
夫の仕事に連れ添い仕事を辞めてムンバイに引っ越したところ、
ある日、義母が家を飛び出して新婚夫婦の家に居候を始めてしまう。
こんなところから話がスタートするから
最初アメリカ人女性の視点から見た国際結婚の苦労話かなって思った。
実は女性の生き方についての話だった
だけど、読み進めていくうちに
義母や主人公の思考や関係性の深まりを通じて
女性の生き方についての話だってことが分かってくる。
現代的な女性、伝統的な女性にかかわらず
あらゆる女性が直面しがちな立場とか感情とかが
繊細にかつ大胆に表現されてて、心地いい。
現状が気に入らないから「逃げる」選択をして
問題解決を図ろうとしてもうまくいかないということ。
配偶者やその家族、住んでいる場所など
外面への不満が問題の原因ではないかもしれないということ。
本当の自分を見つめたり内面に答えを見出すことに
解決の糸口を見出すこと・・・。
結婚とか住んでいる場所とかに惑わされがちな女性の生き方だけど
その答えみたいなものがこの作品を通じて見える気がした。
次の作品もぜひ読んでみたいな。