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「やるべきことはたくさんあるのにどうもモチベーションが上がらない」
そう感じたことはありませんか?今日はそんなあなたのために、モチベーションと自信を上げて、創造力を強めるための加点主義という考え方についてです。
加点主義って聞いたことありますか?
大学2年生のとき、加点主義を知ったときの衝撃は今でも覚えています。当時、一番若いメンバーとして韓国教育視察団に参加したときのこと。夜の飲み会で大学院の先輩たちと自分の語学力についてテストは満点ではないタイプの学生だということを述べたときに、「加点方式で考えないと」と言われたのがきっかけでした。つまり、できないことよりも出来ていることにフォーカスを置くべきだという指摘だったんです。それまでそんな考え方に触れたことがなかったわたしは目から鱗だったのを覚えています。
加点主義とは意欲的な姿勢や優れた成果に注目して点数を加算していく考え方のことです。組織における人事評価や、学校教育の成績評価の方法のひとつです。
なぜ減点主義ではダメなのか
日本の学校教育では減点主義が採用されてきました。例えば10点満点のテストがあった場合、9点を取ると残りの1点は何がいけなかったのかに注目する考え方です。減点主義は改善を促す効果がある一方で、相手のあら探しを促したり出る杭は打たれる文化を生むと言われています。10点満点が当たり前、失敗すると減点される文化のなかではリスクをとってチャレンジする人はいなくなり、無難な行動を推奨してしまうことになります。
減点主義の背景には日本の歴史が関係していると言われています。戦後、西洋に追いつけ追い越せだった日本は、先進国がやっていることを改善する形で経済成長を遂げてきました。その当時は減点主義が功を奏していたのでしょう。そして今、先進国となった日本は経済的フロントランナーとなり、自ら変化を創り出す立場へと変化しました。
今の日本に求められているのは改善活動ではなく、トレンドセッターとして変化を作りだす動きなのです。
加点主義はフロントランナーやリーダーの持つべき特徴だ
加点主義は短所やできない部分ではなく、個性や才能、その人の素晴らしい部分に注目する考え方です。加点主義を身に着けることで自己肯定感が高まり、自信をもって高い目標にチャレンジできるようになります。以下に先進国と発展途上国のメンタリティの違いについてまとめてみます。
発展途上国:
- フォロワー
- 先進国のやり方を改善する
- 減点主義
- 「どうしたらいいのか」について考える
先進国:
- フロントランナー、トレンドセッター、インフルエンサー
- 自ら変化を創り出す
- 加点主義
- 「なにをすべきか」について考える
加点主義は語学などの学習にも効果的ですし長期でモチベーションを維持するためにも役立ちます。もしあなたがモチベーションが上がらず苦しんでいるとしたら、減点主義に陥っていなかったかぜひチェックしてみてくださいね。
最後に質問です。普段の生活のなかで減点主義に陥っていたなと感じることは何でしたか?また加点主義を取り入れてうまくいった経験はどんなことでしたか?自分らしく夢を叶えるメルマガでは自分の強みを活かして理想の働き方と生活スタイルを実現するための面白くて役立つコンテンツをお届けしています。すでに自分スタイルを確立するために動き出している仲間に今すぐ加わってくださいね。