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3歳児が目の上をぶつけてパックリ。どうする?
これ、昨晩リアルに起こった話。
子どもが目の上をテーブルの角で打ってパックリ切れてしまった。
さて、どうする?
結果から言うとERに連れてって縫ってもらった、ということなんですが
日本だったら(というか台湾もそうだし大抵のアジア各国はそうだと思う)
地元の外科クリニックの緊急外来で処置してもらえばいいのだけど
アメリカにはどうやら外科クリニックがないらしいのです。
当初、Urgent Careに連れてったんですが
3時間待ちって言われたのと、GlueはあるけれどStitchはできない
(麻酔ができないということ?)かもと言われ
機転をきかせてERに行った方がいいでしょうか?と言ったら
小児病院(サンディエゴだとRady’s)のERを勧められ
結果、そっちに行って大正解。
Urgent Careで待たされた挙句に治療できませんだったら
時間と体力のムダ。
実際の治療はどうだったか?
- 待合室で待つ間、寒かったらブランケットを持ってきてくれた
- さらに待合室で新品の本を2冊持ってきてくれた。
後でナースに確認したら、新品だしおそらく持って帰ってよいとのこと。 - まず、傷口に麻薬(痛み止め)を塗ってもらい放置。
- ようやく中に入れてもらえた後に、鼻にスプレー。
直後すごく怒っていたが(不味い味がするそう)りんごジュースもらってご機嫌に。
このスプレー、ワイン3倍飲んだような効果があるらしく
まもなく息子はハッピーな酔っぱらいのように。 - 子ども(患者)を安心させる仕事をしているソーシャルワーカー的な若いお姉さんが
iPadとおもちゃ持参で登場。 - 10分後、3針縫うんだけど息子は終始ハッピー。
医師が普通はご両親の方がしんどくて見れないかもしれないとのことだったけど
せっかくの機会なのでじっくり観察。釣りの針みたいなのでけっこう深く縫うのねー。
息子が少しフランケンシュタインみたいだった。 - 施術後はpopsicleもらえてさらにハッピー。
- スプレーの効果が4時間くらいあるそうでフラフラで危険なので抱えて連れて帰った。
Urgent Careってじゃあ何のためにあるの?
友達によると、Urgent Careは風邪とか熱とか吐き気とか痛みとか捻挫とか
普通の病院に行くべき症状だけど、アポイントが4週間先って時に行くところらしい。。。
そもそもアジアでアポイントが4週間先ってことが起こりえない。
予約しなくてもウォークインすればいいところが多いから。
働く人にとっては大変な面もあるかもだけど
病人にとってはアジアの医療システムは非常にありがたいと思う。
結論
今日、プリスクールの先生とも話していて言われたのが
「子どもだと結局ERに回されちゃうんですよねー」
というわけで小児救急に行くのが間違いない、という結論に達しました。
ちなみに他のオプションとしては
After-hour pediatrics 時間外の小児科
もあるけど、こちらもどんだけのことができるのか謎なので
結局ERに行くのが間違いないし、時間のロスも少なそう。