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本を数倍味わうための読書記録術
本を楽しんだあと、読書記録を残してますか?残してるとしたらどんな方法でどんな記録をつけていますか?
まずは、わたしたちが読書記録をどのように管理しているかについて語ってみました。
Ginaちゃん読書記録術
Ginaちゃんは以前は手帳の最後のページに読書記録や引用を記録していたそう。ここ数年はアプリ「私が読んだ本」を活用しているそう。
アプリ利用の長所:
- 既読本、未読本、積読本、これから読みたい本が一目で管理できる
- 「カテゴリ」を自分スタイルで管理できる
- 本の表紙を本棚に並べるように表示できる(気分が上がる)
- 読書感想もメモできる(この機能は使っていないそう)
アプリ利用の短所:
- アプリがアップデートされなくなってしまっている。(将来データにアクセスできなくなる危険性)
Mayの読書記録術
手帳で月毎に読んだ本の一覧を記録→ジャーナルの「読書ノート」で自分の所感やアイデアを含むプライベートな読書記録を管理→読書ノートをネタにブログ記事作成。
- 以前はブログで読書記録を公開していたが、最近少なめ。公にしたくない読書記録は「読書ノート」でプライベートに管理している。
- 手帳の月頭の記録欄に本のタイトル・作者・出版年月・読み終えた年月日を記録。「読書ノート」がある場合は記載しているジャーナルの特徴(「緑色のサボテンノート」など)も合わせて記録。「読書ノート」がない場合はこの欄に簡単にメモをしている場合もある。(本に限らずドキュメンタリー映画もこの記録欄で管理。「鑑賞ノート」をジャーナルに記す場合もある)
- ジャーナルに「読書ノート」:冒頭に「読書ノート:本のタイトル・作者・出版年月・読み終えた年月日を記録」を記載、左ページにはページ数と本の引用を記載、右ページにはその引用から感じたこと、調べた結果、アイデアなどを記録する。基本的に、読書ノート専用の冊子は用意せずジャーナルはあらゆる情報を時系列で管理する。「ここになければ他にない」とはっきりすることが大事。
- アプリ(洋書の場合は”Good Reads “)での管理にも興味がありつつも現時点では利用していない。理由は、複数の場所に記録を分散させることに抵抗があることと、Ginaちゃんが指摘のとおりアプリには記録が喪失する可能性があるため。(ブログは無料ブログではなく個人所有のブログのため管理を間違えなければ記録は消えない)
長所:
- ブログでの読書記録は後々検索できるし見返しやすいので気にいっている。
- 読書ノートのよさはこころに引っかかった箇所の引用と区別して自分の思いや疑問、アイデアなどを書き出すことで読書に学習の要素をもたせ、読書を2倍楽しめる点。
短所:
- 手帳で読んだ本を記録すると一覧で見ることは難しい。→ブログでの読書記録を実施すればこの点は解決するかもしれない。
本に確実に予算を充てるための工夫
読書は自己投資と考えると確実に本に予算を充てていきたいところ。わたしの好きな作家の佐藤優さんも著書のなかで「インプットに使うのは可処分所得の10%まで」と言っている。可処分所得とは通常給与から税金や社会保険料を引いた額を言うが、同著では便宜上、手取り額から家賃を引いた額を可処分所得として説明している。
可処分所得の10%までとサラリというけれど、実は結構な額をインプットに充てることができることが分かる。もちろん、インプットにもいろんな形があるけれど、本に充てられる予算は自分の肌感覚よりも大きいと思っていいかもしれない。冒頭にも述べたように、読書は自分への投資なのだから・・・。
Gina流 本に確実に予算を使う工夫
日本に住んでいるGinaちゃんは生活圏内に本屋さんがあるため、あらかじめ図書カードを買っておき、それを使って本を買うことにしているそう。そうすることでまとまった予算が確実に図書代として使われる仕組みになっているし、どれくらいの期間内に本に投資ができているのかも簡単に把握することができるそう。
佐藤優さん流 予算管理術
佐藤優さんが著書で挙げていた方法はさらに原始的で、封筒に決まった額の現金を入れておきそこから使っていくというもの。この方法は図書代に限らずあらゆるものへの予算管理のために使える方法ですね。
ネット購入派のための予算管理法(ひとまずアマゾン研究)
サンディエゴに住んでいるわたしの場合は本の買い物をネットに頼ることが多い。この場合はどのように予算管理をしたらいいのか・・・?わたしの場合はきっちり予算管理はせず「ピンときた本をとりあえず求める」というスタンスをとっている。だから、気になった本があった場合、その場でポチるか、せめて買い物カゴに入れておく。
Amazon.co.jpの場合(海外在住者には不向き)
ギフト券残高に現金チャージする「Amazonチャージ」という方法を発見。これなら予算を確実にAmazonでの買い物に使える。ちゃんと本を買えば、だけど。ちなみにこれをするとAmazonポイントが多めにもらえるらしい。
ただ、クレジットカードでのチャージは不可、ネットバンキング対応の銀行も3行のみと海外在住者には使い勝手悪いので、却下。
Amazon.comの場合
Amazon.comの場合もReloadができる。アマゾンプライム会員に限って初回100ドルのチャージ(reload)で10ドルもらえるらしい(期間限定)。さっそく100ドルチャージして10ドルもらった。
こちらも本以外のものに予算が行ってしまう可能性があるのが難点。雑種のアマゾンではなくて純粋な書店からの購入だとこの問題は解消できるけど。。。
余談として、プライム会員向けのVISAカードだと5%還元。アマゾンのヘビーユーザーにはいいかも!
(今試しに入会してみたら100ドルのギフトカードもらえた!)
ただ、わたし個人的にはアマゾンの梱包がエコじゃない点が気に入っておらず、アマゾン以外の書店を応援する方法がないか検討したいところ。とはいえ、子持ちのワーママだとプライムなしの生活は苦しいので本以外は買い物を続けることになりそう。
本にまつわる道具
読書を楽しむときに使う道具、どんなの使ってきましたか?
ブックカバー
Ginaちゃんの場合
- 高校時代はセロハン紙の表紙が透けてみえつつ表紙をきれいに保てるプラスチック製のものを使っていた。
- 学生時代は布製のもの、社会人になってレザー、本によって折り曲げてサイズを変えられるアマネカというブックカバーなど使ってきた。
- 現在は大手書店がかけてくれる定型ブックカバーを使っている。期間限定のデザインが出るときが楽しみ。
Mayの場合
- 高校時代にきれいな包装紙をブックカバー代わりに参考書に巻いていたのが気に入っていた。
- 日本にいた頃は書店がかけてくれるブックカバーは要りませんと言っていた。(紙がもったいないから)
- Ginaちゃんにプレゼントしてもらった本によってサイズが変えられるアマネカのブックカバーは和書・洋書問わず使えて重宝している。(特に職場で読書するときなど)
- 家で読むときはブックカバーを使わず、正直あまり読書の道具にはこだわらないタイプかも。
しおり・ブックマーク
Ginaちゃんの場合
- 昔は紙やレザーでできたものを使っていたが、現在は金属のチャームのついたものを利用。
- 現在は複数の本を同時進行で読むようになったのでお気に入りのしおりではなく、書店がつけてくれるしおりを利用することも多い。
Mayの場合
- ネット書店で買ったときについてくるインボイスの紙をはさんでしおり代わりにしている。
- アマネカのブックカバーにはブックマーク代わりになる紐がついているのでそれを活用。洋書にはブックマークの紐がついていないので便利。
- しおり自体はいくつか持っているが、積読本に挟んだままになってたり、必要なときに手元になかったりして意外と活用できてない。。。
キンドル・オーディオブック
- 今後キンドルが読書の道具として加わる可能性がある(May)
- オーディオブックを楽しむときはiPhone(またはApple Watch)とAir Pods利用。(May)
アクションアイテム
今回の収録でこんなアクションアイテムが生まれました。
- 読書記録に検索機能をつけるためにもアウトプットを楽しむためにもブログで読書記録を以前のようにもっと公開する
- 自分で買ったけど結局ほとんど使っていない単行本・文庫本サイズのブックカバー、アメリカでは売れないので日本に帰国した際に使ってくれそうな人に譲ろう。(本を貸したりプレゼントするときに書店の紙のブックカバーではなくて、そのブックカバーをつけてあげるというアイデアもいいかも!)
今回の#読書にまつわる雑談 第2回目、いかがでしたか?読書の記録を充実させて、読書が2倍3倍に楽しいものになるといいですね!