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あなたにとって、今思えば青春だったなと思う時期はいつですか?わたしにとっては、サンディエゴで過ごした学生時代と、韓国観光マーケティングに従事した20代がそれに当たるかもしれません。
韓国のお仕事をしていたころ、出張やプライベートで韓国を訪れた回数は40回以上。ところがアメリカへ渡り新たな挑戦を始めてからは韓国への足が遠のき早10年。無事アメリカ永住権を手に入れ、自分のやりたいことができるようになった今年、10年ぶりにソウルを訪れました。
今週のポッドキャストは韓国の旅の思い出①です。
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ここではせっかくなので少しまじめに今回の旅で得た学びを5つ書きたいと思います。
今回の10年ぶりの韓国旅行で得た学び5つ
①不安を感じつつも挑戦したい気持ちを大切にする
今回の日本帰省や韓国訪問における最大の不安は生まれて初めて子ども2人を連れて移動することでした。今回夫は同行しなかったので自分ひとりで子ども2人の面倒が見れるのか、不安要素はたくさんありましたが自分の「やってみたい」という挑戦したい気持ちを大切にしてやってみることにしました。
不安を感じつつも、最初にやりたいと思ったことに正直に行動する。やっぱりここからミラクルが始まるんだなと今回の旅でも痛感しました。
②ダメ元で助けを求めてみる
とはいっても4歳と1歳の子どもを1人で面倒をみながらスーツケースを引きつつ旅を楽しむのはなかなか難しい。ならばと「誰か一緒に韓国に行きませんか?」とフェイスブックで声をかけてみたところ、女神様のような方が現れました・・・!
韓国のお仕事でつながりのあった由木さん。お子さんたちはすでに大きいので子育てから解放されているし、起業家なので経済面でも心配なし。そんな方が投稿にポジティブなコメントをくださったのです!
「実は子連れで韓国に行こうと思っているのですがご一緒できたりしますか・・・?」と恐る恐るメッセージを送ってみると、「お子さん2人と一緒はかえって嬉しい!」というかなりポジティブなお返事。
こうやって一人では実現が難しく夢物語だった韓国再訪が、由木さんのおかげで叶いました!
③習得した能力は消えない。見えなくてもそこにある。
というわけで10年ぶりに訪れた韓国。懐かしい人に会いたくて・・・それがメインの目的でした。とはいえアメリカ生活が長くなるにつれて韓国語を話す機会は減り、しまいにはアメリカで出会った韓国のお友達とも英語で話をする始末。
もう韓国語はあんまり喋れないから、日本語で話せばいいや。そう思ってオンニ(お姉さん)と10年ぶりの再会を果たしました。オンニの顔を見た途端、韓国語が出る出る!あふれ出てきました!!
オンニも日頃日本語を使うことはないそうなのですが10年ぶりに会ったわたしを見た途端、日本語で話す話す(笑) お互いに「ビックリした!言葉って忘れてるようで忘れてないもんだねー!!」と驚きながらも嬉しい発見をしました。
もちろん、忘れてしまっている単語とかたくさんあると思います。だけど、何年も使っていなかった言葉があふれるように出てくるなんて、感動でした。
語学って自転車と同じ。自転車って一度乗り方を覚えれば、たとえずっと乗っていなくっても乗るときには必ず乗れる。語学もそう。例え何年もその言葉を話していなくても、必要な場面ではあふれるように出てくるのだと実感しました。
培った能力は、たとえ日頃使っていなくても、もう消えてしまったかのように感じていても、自分の頭のなか、心のなか、細胞のなかに染みついているのだなと実感した出来事でした。
④自分の思い通りにいかないときこそレジリエンス
そうして念願の2泊3日韓国の旅へ。旧友との涙の再会を果たし、おいしいご飯をたくさん食べ、3日目空港に向かうも九州地方が台風の影響で飛行機が欠航!結局4泊5日の旅となりました笑 韓国に4泊5日ってかなり珍しい。出張以外で初めての経験でした。。
乗る予定だった飛行機が飛ばない、その日どころか翌日も飛行機は満席で日本に帰国できるのは2日後。子どもたちも疲れ気味。しかもその日はセミナーの依頼を受けていて・・・。ストレスを感じる要素は多様にあったけど、このタイミングで由木さんが「レジリエンスが鍛えられるわねー。こんなときこそレジリエンスを発揮しなくちゃだわねー!」と、自分では変えられないことについて思い悩んでも仕方ないんだ。むしろこの状況下で以下にベストな時間を過ごすのかを考えよう!という姿勢。本当に由木さんと旅行できてよかった・・!
そんなわけで仁川に泊まり、パラダイスシティという中国の富裕層を意識して作られた総合リゾート施設で最終日を楽しみました。ホテル、カジノ、スパ、アミューズメントパーク、大人も子どもも楽しめる場所。子どもたちも大喜び!思いがけず韓国に長く滞在できたわたしも大喜び!!
由木さんには申し訳なかったですが、おかげでステキな韓国での時間が過ごせました!
⑤境界線を引いて、できることとできないことを明確にする
そしてようやく帰国する日は依頼されていたセミナーを実施する日でした。子連れであること、旅の疲れからどうしても会場まで足を運ぶのは難しいと思い、自宅からオンラインでお話をさせていただくことに。
結果、オンラインだからのもどかしさもありつつ、当初の依頼は果たすことができ、オンラインで参加者とも繋がることができ、事なきを終えました。
相手の期待に応えることも大事だけど、自分を大切にしながら、自分をすり減らすことをなるべく避けながらwin-winの形で物事を実行する発想って大事だと思います。
急な帰省のタイミングでお話をする機会をいただき、感謝しています。せっかくの帰省のタイミングでしたので、次回は対面でお話ができればとも思いますし、サンディエゴからオンラインで繋ぐこともできればと思いました。