わたしのことを最初に記事にしてくれた地方紙の女性記者さんとの「再会」
コロナの年末年始、いつもよりゆっくり時間が過ぎて
いつもより多めに読書をしたりフェイスブックを眺めていたところ
懐かしい方のお名前がお友達候補に上がってきました。
まだわたしが大学4年生だった頃に
韓国地方政府に採用され日本事務所の立ち上げに携わり
もうすぐ大学卒業というタイミングで
わたしのことを初めてメディアで取り上げてくださった
西日本新聞の女性記者Kさん。
その名前を見た瞬間、普段ならスルーしそうなところを
すぐにメッセージを添えてお友達申請している自分がいました。
そしたらすぐにお返事をくださって
電話までかけてきてくださったのです。
韓国に染まっていないことが新鮮だった、と後日言われ・・・苦笑
後日Kさんから伺った話では、
わたしを取材することになった意図として
当時、韓国系の仕事に就く人は在日だったり韓国とご縁のある人ばかりだったけど
なぜかアメリカ留学帰りの女子大生が韓国地方政府の観光事務所の立ち上げに絡んだのが
珍しかったからだったそう。
当時のわたしは韓国への渡航歴は2回あったし
韓国語も大学で1年だけ受講した程度。
だけど、韓国に住んだこともないし在日でもない。
業界には韓国通で韓国を愛する人たちばかりで
韓国のことを深く知らない自分に少し引目を感じていたんです。
だから後になって「あなた中国語も話せたの?
どうしてそんな大事なことを取材の時に言ってくれなかったのよー!」と言われて
あーそういう意図だったのか・・と知ったのでした(笑)
K記者がお勧めしてくださった本
そんなK記者と久々にお話して
アメリカに移り住んで10年になること
台湾人の夫と結婚して子どもが二人いること
日系大手商社の子会社で仕事をしていることなどをアップデート。
K記者も国際部長や海外特派員を2度経験されたのち
現在は東京で論説委員をなさっているとのことで
すごく偉い方になられていました。
わたしが尊敬するFさんの経歴ともすごく似ていて
すごいなーと思わず連発している自分がいました。
そんな15年ぶり(?)くらいの電話での「再会」を楽しんだときにK記者が
「ところで、ブレイディみかこさんってしってる?
今売れっ子の福岡出身の作家さんなのよ」と言って教えてくださったのがこの本でした。
「繭子さんも海外にいるんだし、いろいろ面白いネタあるでしょ?
何か書けるんじゃない?」と可能性や希望を示してくださったのがとても嬉しくて・・・。
早速キンドルで注文して読んでみたらすごく面白くて。
また海外(イギリス)のリアルな話をこんなにたくさんの日本人が
関心を持って読んでるということにも驚いたりして。
そんなわけで今年は
ポッドキャストも続けつつも
もっとブログとか書くという作業もたくさんして
楽しい一年にできたらいいなと思っています。
今年もどうぞよろしくお願いいたします・・・!