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古い手紙の整理をしていたら2011年にGinaちゃんからもらった手紙が出てきた。
・・・それから、繭子ちゃんの手紙にあった「日本に発信するメッセージがある」という話、とても興味があるよ。(中略)どのような形になるのか、今はまだ分からなくても、近い将来、形になるといいね!
最後に、パウロ・コエーリョの書いた「アルケミスト」の一節を贈ります。
“Follow your dreams. When a person really desires something, all the universe conspires to help that person realize his dream.”
– Paulo Coelho, The Alchemist
わたしにはこんないい手紙を書いてくれる友達がいるんだということにあらためて感動した。
それにしても、この引用もすごくいいね。
パウロ・コエーリョというのはどうやらブラジルの作家で
原書はポルトガル語らしい。アルケミストは1988年に出版された小説で、
アンダルシアの羊飼いの少年が宝を求めてエジプトのピラミッドを目指す話なのだそう。
世界各国の言語に翻訳されてベストセラーになったのだそう。
この手紙を受け取ったのは、社会人としてアメリカに渡って3年目、
まだ独身で、アメリカで仕事を見つけて、ようやく就労ビザを取得したところ。
アメリカ(とメキシコ)生活でいろんな人に出会って、いろんな経験をして
感じることがいろいろあって、そのエッセンスを日本にいる人たちに伝えたいって思っていたんだと思う。
それに似た気持ちは今もあると思うけれど、ポッドキャストでそれが実現できているのかはわからない。
でも、わたしは「サンディエゴで働きながら暮らす」という夢を追って渡米して、
勉強して、たくさんはいないけれど友人をつくって、仕事を見つけて、就労ビザを取得して、
いろんな恋愛をして、自分の強みをいかしたビジネスにもチャレンジして、結婚して、
グリーンカードも取得して、子どもも産んで、育てて、ポッドキャスト立ち上げて、
今もこうしてブログを書いてる。
「自分らしく夢を叶える」という番組をやっているけれど、
夢見ることの素晴らしさって、その夢を叶えるかどうか、というよりも
その夢を叶えるまでの過程での、他の人がしていないユニークな経験だったり
酸っぱかったり、苦かったりする失敗からの学びだったり、
夢を応援しようと手を差し伸べてくれる人々のおおらかさややさしさだったり。
そういうことが、夢に向かうことの醍醐味なんだと思う。
自分には目標はあるけど夢はないっていう人もいるかもしれないけど、
夢を叶えるってやっぱりいいなって、わたしは思ったりする。
あー、なんかこれ書いてたら感動してきちゃったな。
ついつい自分に厳しくなっちゃうこともあるけど、
これまでを振り返ることもすごく大事だね。
最後にあなたに質問です。
あなたの叶えたい夢はなんですか?
夢を叶える過程で起こる奇跡を楽しんでいますか?