カリフォルニアで唯一ここだけの講座を受講してきました!
先日書いた通りワーキングママが時間を捻出して学びを重ねることはラクではない。
でもだからといって学びを諦めることは精神の死を意味するように思う。
そんなわけで会社を午後お休みして学びの場に足を運びました。
今回受講したコースの名前はズバリ、
Using Your Foreign Degree in The United States
外国で取得した学位をアメリカで活かす方法
です!
サウスベイ住民の28%が米国外の学位保持者という衝撃の事実
この講座があったのはサンディエゴのサウスベイにあるSouthwestern Collegeなんだけど、この講座が開かれているのは移民の多いカリフォルニアでさえ唯一ここだけ!しかも過去20年以上続いていて2000人が受講したらしい。
サンディエゴのサウスベイの住民の28%はアメリカ国外での学位を持っているそう。これもすごい統計ですよね。
個人的に転職を考えてはいないのだけど、グローバルに頑張りたい日本人をサポートするキャリアコーチとしてはこういう情報を知っておけばどこかで人のお役に立てると思った次第。実際どんなオプションがあるのかも知りたいと思ったわけです。
受講者は25人くらい。メインはやっぱりメキシコ人で、それ以外はイラン、タイ、ペルーなどがいました。
講師は自身も移民という白人の先生。メキシコ人のケースに精通してるらしくてスペイン語のジョークも飛ばしていて
スペイン語が分かる自分としてはそのあたりも楽しめました。
講座でカバーされた内容
3時間半の講座の内容をすべて書くのは難しいのでカバーされた内容を箇条書きにします。
- The US Education System
- Degree/ Transcript Evaluation
- State Licensing & Credentialing
- English Proficiency
- Professional Networking
- Graduate Study
- Job Search & Career Planning
見ての通りものすごい盛りだくさんの内容。
メモ:
- アメリカの教育システムの話は子どもの子育てに参考なる内容だった。
(K-12システムはドイツのモデルを採用したもの、9年生の時点で大学に行くか進路を決めて
大学に行くために必要なクラスを漏れなく受講すること、そのために9年生あたりでカウンセラーに相談すべき、 など) - 外国の学位を査定してくれる会社があるが、キャリアプランを見据えたうえで必要であれば目的に合った会社から査定を受けるべき。また査定会社はピンキリだが2つの主要団体があるのでそのいずれかに所属しているところを選ぶのがよさそう。
- UCSDやSDSUのような大学の大学院に行く際は学校自ら評価をするので査定会社のサービスは不要。一方National Univ.のような大学の場合は評価会社による査定が必要になる。
- 学位をもっていると「より信頼できる存在」と認識されるため銀行ローンや各種保険の利率が割引されたりする。
印象に残った先生のことば
- Necklace is your career. Crafted with small pieces and you choose those small pieces.
- You are not asked to change, we make decisions to adjust. No need to wipe out.
- Knowing and using up-to-date vocab shows that you are insider.
- English: goal is not getting rid of accent but get your message across.
とにかく盛りだくさんの内容でした!
当日配布してもらったもう少し詳しい役立ちそうな資料は後日こちらにアップしておきまーす。