韓国観光マーケティングの仕事を去ったのが2009年1月。
なんと7年も前のこと。
前職では日韓のたくさんの人たちとのご縁をいただいたのですが
当時、春川(チュンチョン・冬ソナのロケ地)の観光課にいた
日本語通訳のお姉さんとは公私共に仲良くなって
未だにお手紙を送りあう仲です。
辛(シン)さんから届くお手紙を読んでは
その暖かい内容となつかしい気持ち、会いたい気持ちが混ざり合って
涙が出てきてしまいます。
わたしは韓国語のライティングはもともと苦手だったんですが
前職を離れてからはますますあやしくなっていて
わたしが辛さんにお手紙を書くときは日本語で、
辛さんからのお手紙は韓国語で届きます。(読むのはなんとかいける・・)
2週間の帰省から戻って郵便物をチェックしたら
オンニ(お姉さん)からのメールが届いていました。
懐かしい文字に、人柄が伝わってくる温かい言葉。
やっぱり涙が出てきました。
今回のメールでは体調があまりよくないことが書いてあったので
ちょうど時差ぼけしていたこともあり
夜中に思いきって国際電話をしました。
電話に出てくれたオンニの声を聞いただけで
嬉しくて、なんだか安心して、やっぱり涙。
オンニは前職でストレスで体調を崩して
胃や食道が悪くて病院に通っているとのこと。
「オンニ、韓国では強く生きていかないとダメなんですよ!」
日本人とも時を越えて心通い合える、心優しいオンニ。
仕事で一緒になったときも、未だに二人で覚えている「事件」があります。
オンニが観光セミナーのために、日本出張に来たときのこと。
韓国の上の人たちはセミナーの間、オンニが食事もできずに働いているのに
配慮もなく、優しいことばがけもなく、人間としての扱いがされていない雰囲気。
オンニは「くやしい」といってセミナーのあとに泣いていました。
セミナーがあったのは日本の地方で、セミナーが終わった時間には
レストランも閉まっていそうでした。
「オンニご飯を食べましょう!」
わたしはオンニとコンビニに行って、オンニの好物のカツ丼を買って
ホテルの部屋で一緒に食べました。
電話でもこのときの話になって二人で笑いました。
恋愛面でもいろんな動きがあるようで
わたしよりも11歳も年上のオンニ、これからどうなるのか気になっています。
体調のことなどでオンニのほうが大変な状況なのに
「健康に気をつけて元気に過ごしてくださいね~!」と
優しい言葉をかけてくれるのはオンニのほうです。
「なかむら~、アメリカは怖くないんですか?
アメリカは遠いからなかなか行けませんね。
いつか韓国にまた遊びに来てくださいね。」
「必ずいつか再会できるから」
お互いのこの言葉を信じています。
オンニが少しでも元気になるように
クリスマスのプレゼントを買って、今日郵送で送ってみました。
喜んでくれるといいな。