Marc AnthonyとIndiaのデュエット曲Vivir Lo Nuestro。 Youtubeで見つけた唯一の動画がこれです。この歌、マークがコンサートでも歌っていました。この動画のIndiaの手に注目。葉巻を持っていますよ。
ラ・インディアについて調べてみました。(国名インディアと区別がつきにくいからかLa Indiaと呼ばれているみたいです)英語版ウィキに情報ありました。1969年生まれ、マークと同世代ですね。La Princesa de la Salsa(サルサのプリンセス)の異名を持つだけはある、実力派ですね。ものすごい声量。声が高くて若いので最近流行のサルサ歌手かと思っていましたが。
プエルトリコ出身だけど、生まれてすぐニューヨークのブロンクスに越してきた。ということは、ジェニファー・ロペスとも同世代でご近所さん、ですかね。この方、おばあちゃんの影響が強かったみたいです。インディアというニックネームもおばあちゃんがつけたみたいです。肌が浅黒くて髪も長くて真っ黒だから、と。確かにインド人みたいです。本名はLinda Viera Caballero。
14歳の頃に「ラテン版のマドンナ」として売り出そうとしたけど、結局本人がその道を希望せず、それはなくなったらしい。自分らしさを大事にする人みたいですね。その後、だんなさんとレコーディングスタジオに行ったときに、才能を認められてサルサデビューが決まる。実力がある人はチャンスが来る!すごい。
個人的に気になった下りは、1994年(インディア25才)に出したハウスミュージックのシングル"Love and Happiness" (Yemaya y Ochún)が世界中のダンスクラブでヘビロテになるくらい流行ったらしい。と同時に、サンテリア教に傾向しすぎと批判を浴びたとか。でも、その曲がこれ。この始まり、なんかのサルサナンバーで聞いたことありますね。なんだったかな。
サンテリア教についてはここでは詳しく書きませんが、西アフリカとかカリブの融合宗教です。映画「サルサ」でも出てきてましたね。興味深いです。サルサとサンテリアの関係という論文とかあったら読んでみたい。この方面は興味あるので、また機会があったら調べて書いてみたい。
で、この曲出した後、マークとVivir Lo Nuestroを出してる。ホントすごい女性だな。サルサ界の女性って本当に少なくて、Celia CruzとIndiaくらいで、Indiaは本当に頑張っていると思います。
その後もCelia Cruz(Queen of Salsa)とか、Gloria EstefanとかIssac Delgadoとかと一緒に仕事したりしてたみたい。最近はメキシコ大物歌手Juan Gabrielと一緒に歌っているみたいです。
Indiaについてはこのサイト(日本語)にも詳しく書いてあります。