こちらはまだ12月31日。
昨日は家で静かに過ごしたので、朝8時半起床。
というのも、ここに来てからというもの
カレーニョ(カリの人)の暮らしをしていたので、昼夜逆転してました。
AlondraとMay
服装もだんだんCalenoぽくなってきた?
Alondraとmamaに、Mayはきれいな足を持ってるんだから
もっと見せるべきだと言われました。
午前中、パンセという川に行きました。
この川は、カリの郊外の自然あふれるところを流れている川で
サルサの有名な曲にも出てきます。
踊って、酔った翌日、二日酔いのときに
この川に来て休む、というような歌詞だったかと思います。
街の中を流れる川ではなくて
いわゆる渓谷のようなところです。
街のこんなすぐそばのこんなところがあって、うらやましい。
このマーク、サンコチェというスープを作ってもOKのサイン。
サンコチェってこんなスープ。美味↓
日本にもこんな川があるかと聞かれたので
考えてみると、あるけれど、こんな街の近くにはないかもしれない。
そして、サンディエゴには、山を登っていかないとこんなところない。
川の水は山から流れてきているので澄んでいて、冷たくて
心地よかったです。
岩に座って足を水に浸しながら、アロンドラとあれこれ話しました。
サンディエゴでの暮らしのこと。
彼女はカリを離れてサンディエゴに来てから
地元にあるもののありがたさと感じたと話していました。
小さい頃はパンセのことも
お金のない人が泳ぐ場所で、自分はプールのほうが好きだと
言っていたけれど、今はすごくいい場所だと思うと言っていました。
コロンビアは貧しい人もいるけれど
みな今あるもので満足して、幸せに暮らしている。
アメリカにいると、もっともっとという欲であふれていて
自分の車は問題なく動くのに、BMWに乗りたいなどと考えてしまうこともある、と。
彼女の気持ち、よくわかりました。
わたしの車は小さいけれど、問題なく動くけど
時々もっといい車に乗りたいと思ってしまったりする。
わたしは見栄を張るタイプでも、周囲の目を気にするタイプでもないから
結局今あるもので満足して生活しているけれども
ブランドやステイタスで身を固めて、周囲に示して
自分は違うんだと思って得る満足感なんて、心の貧しさから来るのかもしれない。
あるいは時に、企業の罠に乗せられている?
人々の生活スタイルも、こことアメリカではぜんぜん違う。
アメリカは、平日は仕事して、テレビ見て、寝る。
休日は、平日の疲れを癒して、レストランで食事するという生活。
カリのように踊る人もあまりいないし、と言っていました。
また、アメリカでは人が深く知り合って仲良くなるのを恐れているように感じると。
コロンビアでは家族や友達の距離が近くて、いつも一緒に何かしてる。
あと、カリは音楽にあふれていて
いつも音楽や人の話し声、車の音が聞こえていたのに
サンディエゴは静かで、最初はゴーストタウンに来たかと思った
今はそちらに慣れてしまって、その静けさをいいと思えるけどね、と(笑)
カリの人は日本では生活できないだろうなぁ。
だって私からしたら、サンディエゴは日本の数倍人々がオープンで
ナイトライフが充実しているから。
そんな彼女に2010年の予定を聞いてみたら、「よかった」。
2011年の計画を聞いてみたら、「幸せに暮らすだけよ」。
シンプルだけど、真髄をついていると思う。
ランチは今年最後の日にちなんで、タマル。
これがむちゃくちゃおいしいんです。
メキシコにもタマルはありますが、コロンビアのタマルのほうが
ジューシーで、大きくて食べ応えがあって、断然好き。
午後はアパートのプールでのんびり。
アロンドラの3才の甥っ子と遊んだり、ちょっと水に浸かって泳いだ後
プールサイドでお昼寝したり。
日本はもう1月1日ですよね。
遅くなったころに、日本にも電話しなくちゃ。
アロンドラに、日本は元旦なのにどうして家族に電話しないのか?と聞かれました。
彼らのやり方に従い、家族のきずなを温めようと思います。