日本に一時帰国する前日、LAにある日系人材紹介会社に行ってきました。
サンディエゴ観光局で、引き続き観光誘致のキャリアを積むのが
現在の目標ですが、お仕事というのもご縁だと思って
自分からいろいろな可能性を閉ざしてしまうのはもったいない。
ということで、友だちが勤務している人材紹介会社に登録に行ってきました。
担当者と、カウンセリングという名の面接。
目的なくアメリカに留学に来る人が多いからでしょうか
圧迫面接?ぎみに、これまでの経歴や渡米の理由を聞かれました。
江原道の事務所立ち上げ、冬ソナブームのこと
事務所の主としてセールス・マーケティング・PRをこなしたこと
結果、年間7万人だった観光客が37万人に増えたこと
そして、サンディエゴで自分が通用するか試したくて、渡米したことを伝えました。
希望の業種や職種について聞かれたときも
正直にサンディエゴ観光局に提案を持ちかけていることを話したうえで
マーケティング・セールスの仕事が引き続きしたいことを伝えました。
そうするとその担当の方
「そしたら、うちの業界(人材紹介)、興味ありますか?」
一瞬、「は?」と思ったのですが
これまた正直に、「考えたことありません。」と言うと
その方が自分の経験について語られました。
彼女ももともと人材紹介業界で自分が働くとは思っていなかったこと。
IT業界にいて、渡米した後にご縁あって今の会社に働いて8年になることを
お伺いしました。
その後、「あ、ところで、英語は大丈夫ですか?」と聞かれたので
英語で少し話をして、「英語は大丈夫ですね。」との返事。
さらに、「社長と会っていただいてもいいですか?」
ということで、その会社の創業者からもじっくりお話をお伺いしました。
女性社長で、かなりパワフルな方。
彼女ももともとは別の業界にいた後、ご縁会って
現在のパソナに勤めだして、社長を経験したのち、起業。
起業をされたくて、されたのかと思ったら
「日本人ってね、足の引っ張り合いが大好きみたいで、仕方なく。
特に大きな企業に行くと、そうなんですよね。」
なるほどね。分かる気がします。
「Mayさんは、自分でクリエイティブに考えて動くのが好きでしょう?」
「結局ね、人は、やるか、やらないか、なんですよ。」など
共感できる話が多くて、久々にいい話が聞けたな、といった感じでした。
クライアントの企業と、求職者をマッチングするお仕事
自分の工夫ができるお仕事という意味では
わたしが得意とすることと似ている気がしました。
日本からいつ帰国するか、いつサンディエゴ観光局との話がつくのか
なども聞かれ、落ち着いたらぜひ連絡してほしいと言われました。
さらに、韓国系の商社のお仕事も紹介されましたが
内容がわたしがしたいことと違ったので、そちらはお断りしました。
別のお仕事を紹介してもらうために行くはずが
その会社からスカウトにあうという、初体験をしました。
わたしが信じることのなかに
起こることには、すべて理由がある。
自分が望む結果にならなくとも、自分に用意された道が
自分にとって最善の道になっていく。
というのがあります。
今後、どうなっていくのかわかりませんが
きっと自分にとってベストの状態で進んでいるのだろうと思います。