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大坂なおみ選手のWSJの記事(英語)
今週のポッドキャストは大坂なおみ選手がウォールストリートジャーナルに寄稿した記事がとても素敵だったのでそちらをベースに「スローダウンすることで見つけた成功」というテーマでお話しています。
元記事はWSJのNaomi Osaka on the Pandemic Year: Finding Success Off the Courtでチェックできます。
記事のエッセンス
大坂なおみ選手の英文記事のエッセンスをご紹介します
- コロナ禍でスローダウンすることを余儀なくされたが、新たな発見をする機会になった。
- Beauty of stillness、じっとしていることの美しさをありがたく感じることもできた。
- これまで、もっと動いてもっとこなすことがproductivityに繋がると信じ込まされてきたけど、そうではないと学んだ。いつも動き回っているからといって自分の人生がクリエイティブでポジティブな方向に動いているとは限らない。
- 肉体的にとどまるだけでなくて、自分の精神や心が新しい方向に広がっていくのを感じた。
- プロテニス選手として海外を飛び回る生活では難しかったが、今はいつもより深くニュースを見たり知ったりできている。皮肉なことに旅に出なかったことでもっと世界に目が開かれた。
- また自分の生い立ちや肌(自分自身)に心地よく感じていることに気づき、そのことが自信となり関心のある社会問題に対して自分の意見を声に出すことができた。
- コロナ禍で家族と過ごせる幸せを感じている人も多いと思う。自分の幸せはコートの中よりもコートの外にいるときに深く関係していると分かった。家族や友達と時間を共にできることを当然だと思うべきではないと教えてくれた。
「成功」の定義は優勝でも賞金でもない
大坂選手の「スローダウンすることで見つけた成功」という記事、テニスで優勝することや賞金を得ることなど少しも触れられていない。今、世の中では成功というとお金持ちになることとか、知名度をあげることばかりに偏りすぎているように思う。でも本当の成功とは大坂選手の言っているとおり、幸せであること、精神的・感情的に豊かになること、自分であることを心地よく感じられること、だと思う。
最後に質問です
コロナ禍(パンデミック)でスローダウンすることでどんな新たな発見がありましたか?
またどんな学びがありましたか?
ぜひお気に入りのジャーナルやノートに書き出してみてくださいね。
そうすればきっと、withコロナの生活も実り多いものに感じられるはず。