ここ数ヶ月で読んだ、一番価値ある読み物といっても過言ではないのが「秋山ゆかりの女性キャリアアップ論」。
仕事頑張ってる女子、いや、ネットワークの作り方などは男子にも役に立つかもしれない。とにかく読んで損はない、というか管理職でもないわたしにも学ぶことが多い。ネットワークからファッションまでは幅広い内容で、自分の経験から得た貴重な教えを惜しみなく伝授してくれる感じ。すばらしい。
大まかな内容を知ってもらうために、メモも兼ねてこれまでの連載をまとめてみます。
3月17日 「壁を超えられない」女性に足りないもの
それは「人(特に上司、経営層)に影響を与えるように動けるか」。対談形式で「自分から情報を発信し続ける」とか「人に興味を持つ」とか大事なことがぽろぽろ出てきます。
3月18日 昇進すると、違う景色が見えてくる
昇進も悪くないよ、と言っている章。待っているのではなくて、自ら提案していく「提案型キャリア」の重要性。前回からの対談の続き。
3月25日 ”戦略的に”社内外に人脈を作る
ネットワークは「戦略的に2年で築き上げるもの」。今もっている人脈をカテゴリごとに棚卸しして、足りないところを補うという考え方。わたしもネットワークの大切さは前職で学びました。
4月8日 自分を引き上げてくれる存在を見つける
「メンター」もいいけれど、本当に必要なのは「スポンサー」。引き上げてくれる存在が必要不可欠。「キャリア志向がある娘がいる男性」や「定年退職後の元役員」がスポンサーになってくれる確率が高いというのは自分の経験ともあっていて納得がいく。それから相手の時間をムダにせずにストレートにお願いすること。
4月22日 出世に必要なのは、実務能力よりファッション?
具体的なブランド名を挙げて説明されている。国や会社によってズレがある点についても説明あり。
5月13日 映画・ドラマ・本から学ぶ女性マネジメントの処世術
学べるテーマごとに具体的な映画・ドラマ名のリストが。God Father, Domino, Lipstick Jungle, 篤姫などなど。古典が挙げられているのもわたしの読書と一致。
6月10日 孤独の先にある新しい世界
Pay it forward。その人が求めている情報を提供したり、人を紹介したりすること。
7月2日 「体調不良」の管理は、女性マネジメントの第一条件
女性の著者だから書ける、女性の健康管理について。わたしもいい加減、基礎体温測るようにしようかな。