プリズンホテル 四季シリーズ
浅田次郎
夏 プリズンホテル 【1】
秋 プリズンホテル 【2】
冬 プリズンホテル 【3】
春 プリズンホテル 【4】
ペロリと読んでしまいました。。。
久々の日本の現代小説。
浅田次郎さんは、JALの機内誌でたしなむ程度だったのですが
ふとしたことがきっかけで、手に取ることに…。
そのきっかけは、ある日突然
日本語の活字が詠みたくなってサンディエゴの三省堂書店へ。
何か読みたい本がないかなぁ・・・と店内をぐるぐるした挙句
手に取ったのがこのシリーズ。
ヤクザが経営する人情あふれるホテルで
名門ホテルから引き抜かれた一般人ホテルマンや
間違って予約をして来てしまった訳アリ宿泊客、
そしてヤクザのおいっこにあたる売れっ子小説家の運命は?
ネット上の感想文を読んでみると
主人公の小説家が女性を簡単に殴ったりするのが気に入らないけど
楽しく読めた、という女性の感想がありました。
確かに主人公の未熟な性格が気に入らないというのは分かる。けど
そんな主人公の移り変わりがまたいいのかもしれません。
1週間も経たずに、一気に4冊読んでしまいました。
表現を味わいたいから少しずつ読みたいのに
続きが気になるから、ページをめくってめくって・・・。
ちなみに、この単行本の密かな楽しみは
4冊の解説が、有名女子アナによって書かれていること。
夏: 草野光代
秋: 安藤優子
冬: 雨宮塔子
春: 中井美穂
ね、豪華メンバーでしょう?
浅田次郎人気は根強いですね。
アメリカ在住の友人が「オーマイガー」という作品は
ラスベガスが舞台なのでおすすめですよ、と教えてくれました。
浅田次郎の作品はすべて読んだのだとか。すごい。
また別の方からは、他にも「蒼穹の昴」も読んでほしい。
「メトロに乗って」なんかも・・・とのこと。
また読書が楽しくなってきた今日この頃です。
サンディエゴの三省堂書店。
価格は日本の定価の2割増とちょっとお高めですが
本を読む楽しみにお金を使って何が悪い?
ちなみに3のつく日(3、13、23、30、31)は
スタンプ2倍デーだそうで、スタンプを貯めると$10オフになるそう。
3のつく日に行けば
あっという間にスタンプがたまってしまいそうです。